2014年3月9日日曜日

最近読んだもの

随分更新をしていなかったけれど読んだもの。

4800910293日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと
高橋史朗
致知出版社 2014-01-29
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日本国民がアメリカの占領政策によって洗脳されてきた話を教育の面から詳しく説明している良書。ただそれ以外の教育論は読んでいるのが辛くなる面倒くさい印象がある。

レイモンド―「死後の生存」はあるか
オリヴァー ロッジ 野尻 抱影
人間と歴史社 1991-01
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オリバー ロッジといえばイギリスの心霊研究協会に所属した代表的な著名人の一人。第一次世界大戦の際に息子レイモンドが他界し、その息子が交霊会に姿を表した事を記録として残している。その内容を抜粋するような形での翻訳書。

2013年7月28日日曜日

『グループダイナミックス 集団と群集の心理学』『神智学』『中国五千年 性の文化』『坂の上の雲〈1〉』

グループ・ダイナミックス --集団と群集の心理学 グループ・ダイナミックス --集団と群集の心理学
釘原 直樹

有斐閣 2011-03-30
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著者が野球好きなのだろうと思う。何かの話題につけ日本野球界のチームや経営陣の話を譬え話に使うので野球に興味もなくなっている私(読者)にとっては意味が分からない内容になってしまう所もあるように思う。

集団・群衆心理をまとめてあるといえばいえるけれど、あまり理解しやすい内容でもないので購入するのはオススメしません。図書館にあったらその場でペラペラと読んでみてから借りるか考えた方がいいような本でした。

神智学 (ちくま学芸文庫) 神智学 (ちくま学芸文庫)
ルドルフ シュタイナー Rudolf Steiner

筑摩書房 2000-07
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また再読してしまいました。

中国五千年 性の文化史 中国五千年 性の文化史
邱 海濤,納村 公子

集英社 2000-11-02
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「性」といっても学問的な真面目だけどお硬くない内容。古代から現代までの中国に存在した性文化を紹介しています。

印象的だった話題は、昔の中国人が持っていた“セックス観”。男性が精(精液)を漏らさない(射精しない)のが重要だと考えられていたという話。今現代の日本人はセックスで何回射精できるかを競うようなセックス観を持っていると思います。が、つい最近までの中国では一夜に何人の女性とセックスしても精を漏らさず、最後の最後で精を出すのが最高に良い、精力が強い男と考えられていたとか。

その源流を考えると『エロスと精気』で書かれているような自然なポリネシアンセックスに行き着くように思いました。面白く興味深い話が盛り沢山でした。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎

文藝春秋 1999-01-10
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NHKスペシャルテレビドラマを2011年に観終えてから読んだので、秋山好古(あきやま よしふる)が阿部寛、秋山真之(あきやま さねゆき)が本木雅弘、正岡子規が香川 照之、子規の妹・律が菅野美穂のイメージとして浮かんで読みやすくはありました。結構、配役がバッチリだったんだなと小説を読んでいると理解できます。

ちなみに秋山真之の海軍士官学校時代の先生は心霊研究者で心霊書の訳者としても有名な浅野和三郎だったりします。あと真之は日露戦争の時には出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう)大本教(おほもと)に入信していたりしていたことも予備知識として知りながら読み始めています。

2013年7月10日水曜日

いつかの読書

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
レナード ムロディナウ 田中 三彦

ダイヤモンド社 2009-09-17

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確率・統計・カオス理論などを科学史も絡めて軽快に手広く書いてくれているので芸術系の私にでも楽しめた。さすが名うてのサイエンスライター。

ウソを見破る統計学―退屈させない統計入門 (ブルーバックス) ウソを見破る統計学―退屈させない統計入門 (ブルーバックス)
神永 正博

講談社 2011-04-21

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統計・確率のことで書かないといけない時に参考に読んでみた。簡単に書いてあるけれど芸術系の私にはそれでも難しいと感じた。

キリスト教神秘思想の源流―プラトンからディオニシオスまで キリスト教神秘思想の源流―プラトンからディオニシオスまで
アンドリュー ラウス 水落 健治

教文館 1988-01-20

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かなり良い本なんだよな。まだメインの方でも触れるだけで紹介とか書いていないから、いつか書かなければなあ。ユダヤ教の伝統がキリスト教神秘思想の中にかなり入っていることを、この本を読んで理解して欲しいな。

2013年6月2日日曜日

いつかの読書

ステレオタイプの社会心理学―偏見の解消に向けて (セレクション社会心理学) ステレオタイプの社会心理学
偏見の解消に向けて (セレクション社会心理学)

上瀬 由美子

サイエンス社 2002-03


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偏見は「持ってはいけない」ではなくて人間誰しもが「持っているから」という事を前提に、ではどう考えようか、どう対処していったらいいのだろうか、という姿勢で書かれた理解しやすい入門書だと感じた。

なぜネットの匿名型掲示板・コメントで初対面の人を平気で嘲り見下した態度を取る人間が多いのか? 人を見下す偏見と差別意識が介在していると、この本を読むと薄々だけれどわかってきたような気がする。

2013年4月20日土曜日

『差別原論』と『完全なる人間』

差別原論―“わたし”のなかの権力とつきあう (平凡社新書)差別原論―“わたし”のなかの権力とつきあう (平凡社新書)
好井 裕明

平凡社 2007-04
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ネットのコメント欄でのやり取りの出鼻で、一度も会話のやり取りもしていない相手から“小さな差別”をされてから、「なぜ人は簡単に差別をしてしまうのだろう?」と、それを真摯に考えてみようという意味で見識を広げ中。

完全なる人間―魂のめざすもの完全なる人間―魂のめざすもの
アブラハム H.マスロー Abraham H. Maslow

誠信書房 1998-09
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アブラハム マスローの講演をまとめて編集したもの。

2013年1月1日火曜日

ひさしぶりの更新

幽界の人々―霊媒スローンによる交霊会の記録幽界の人々―霊媒スローンによる交霊会の記録
J.アーサー フィンドレー J.Arthur Findlay

中央アート出版社 1998-04
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たしか去年の11月に読んだ一冊。Amazonカスタマーレビューの評価が良いので読んでみたのですが、どうも時代の古さを感じてしまって目新しい印象を受ける事ができなかった。